教育長の部屋

 去る1月11日(日)に令和8年「伊達市二十歳のつどい」が開催されました。会場となった保原体育館には、今年度二十歳を迎えた約400名が参加し、多くの来賓の皆様に激励され盛大に門出を祝いました。

式では、須田博行伊達市長の式辞、菅野喜明伊達市議会議長の祝辞に続いて、出席者を代表して菅野雄希さん、狗飼愛梨さんの二人が力強く誓いの言葉を述べました。「自分を支えてくれた両親や友人に感謝し、社会の一員であることを自覚し日々精進していきたい。」「今まで自分を支えてくれた方の期待に応え、感謝の気持ちを忘れることなく社会に貢献できるよう努力していきたい。」と希望に満ちた立派な誓いでした。

また、式全体を通して感じたことは、どの若者も会場での様々な連絡や指示を謙虚に受け止めて整然と参加していたことです。式中ほとんど私語もなく、厳かな中にも温かみのあふれる状況の中で式が進んでいました。毎年、この時期になると多くの会場で出席者のわがままな振る舞いやマナーの悪さが取り上げられテレビ等で報道されますが、本市では今年も全くそのような行動は見られませんでした。参加した方々が、大人としての自覚を持ちながら式の意義をしっかりと理解していたことの証だと思います。また、まさに、二十歳を迎えた出席者全員の心の結束によって創り上げることができた立派な式だったと思います。

民法改正によって成年年齢が18歳に引き下げられたことによって各自治体では、従来の「成人式=20歳」という式ではなく、様々な形で祝う会を催しています。伊達市も同様で、晴れて二十歳となられた節目の年に、「二十歳のつどい」という名称で実施しています。

今回で四度目となる開催にあたっては、各中学校から選ばれた実行委員が中心となって内容を検討し、参加者にとってより思い出に残る会になるよう、式終了後に皆が楽しめるイベントを計画していました。私も今回で2回目の参加となりましたが、二十歳を迎えた皆さんの出席率が非常に高いことがこの会の成功を物語っていると感じました。そして、合同開催の意義を高めつつ、今の時代に合った形に変化し定着してきたという印象を持ちました。

最後になりますが、本市の「二十歳のつどい」には、二十歳を迎えられた皆さんに改めて成人者としての自覚を促し夢と希望をもってたくましく人生を歩んでほしいという願いが込められていると思います。当日会場に入ってみると、多くの出席者によってかもし出される活気と華やかさは格別でした。昔の懐かしい友だちと久しぶりに顔を合わせ、笑顔で近況を語り合っている姿からは若者特有のエネルギーと頼もしさを感じ、今回の参加者が伊達市の未来を創る貴重な人材であることを改めて感じることができました。

今、日本は少子高齢化や人口減少だけでなく、若者の地元離れが深刻な課題になっています。私たちの伊達市も例外ではありません。伊達市の感動的な「二十歳のつどい」に今年も同席できたことを誇りに思うとともに、これからの伊達市を担う二十歳の皆さんの活躍、そして将来的に多くの皆さんが生まれ故郷である伊達市に戻り在住されることに大きな期待を寄せています。

 

2月教育長の部屋  教育長 渡部光毅

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 昨年の12月7日(日)に、伊達市保原総合運動公園 エフコム大泉球場を会場に、伊達市野球協会少年野球教室が開催されました。本教室は昨年から実施され、今年で2回目を迎えました。

当日は、野球協会からの依頼により講師を引き受けていただいた約40名の現役選手(コーチ)のもと102名という多くの子どもたちが参加してウォーミングアップから投球や打撃の基礎など、野球に必要な動きや技術について親睦を深めながら楽しく学ぶことができました。

 野球は、アメリカメジャーリーグでの大谷翔平選手をはじめとする日本人選手の活躍もあって親しみのあるスポーツですが、中学校では生徒数の減少や運動の二極化もあり運動部に所属する生徒が全国的に減少傾向にあり、伊達市も例外ではありません。しかし、伊達市を含む伊達地区の学校においては野球部の生徒が増えているという話をお聞きしました。これは、今回の野球教室のように現役で活躍する社会人の方々や学校の顧問の先生方の野球に対する情熱が子どもたちや保護者の皆様に伝わっている成果であると考えます。

 伊達市では、現在、「スポーツ推進計画」を策定中です。その一番の目的は、生涯スポーツ活動の充実であり、市民一人ひとりが日常的にスポーツを楽しみ、心身の健康の保持・増進とともに、文化的な生活を送ることができるよう子どもたちが感動できる体験の創出に取り組むことです。この意味においても、今回の少年野球教室のように、市内トップレベルの方が野球を通じて子どもたちと交流を図るこの活動は、本市の目指す健幸都市の実現に合致するものであり、更なる地域振興につながるものです。本企画を実行していただきました伊達市野球協会の芳賀祐蔵会長をはじめ関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。

最後になりますが、令和7年を振り返ると運動や文化の両方において学校の子どもたちの活躍が多く見られた年でありました。新たに令和8年を迎え、伊達市の子どもたちや教職員が今以上に輝ける学校づくりを行うとともに、市民の皆様に役立つ生涯学習や社会教育の実践、子育て支援の充実に努めていかねばならないと思っています。

そして、~古いものを打ち破り、新しいものが生まれる~という「午(うま)年」にあやかり、積極的に新しいことにチャレンジしていきたいと思います。今年もぜひ市民の皆様から、様々なご意見や温かいご支援をいただければ幸いです。今年もどうぞよろしくお願いいたします!

1月教育長の部屋  教育長 渡部 光毅

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 第37回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が、去る11月16日(日)に開催されました。今年も、宮口 剛監督、郷 美咲、佐藤 靖浩 両コーチの指導のもと中高生、社会人24名の選手で伊達市駅伝チームが結成されました。選手は、監督、コーチの指導のもとで定期練習会での走り込みに加え、各種ロードレース大会に参加することで個人の走力とチーム力を高めてきました。

 大会前に伊達市役所で開催された壮行会では、宮口監督から、「今年は昨年までけが等で走れなかった選手も走れるようになり、選手全員が好調を維持している。1区と2区で上位を保ち、3区以降はその流れに乗りたい。合併20周年に花を添えるためにも攻めのレースでタスキをつなぎ昨年以上の結果を残したい。」という力強い言葉がありました。また、選手一人一人からも大会に対する思いや意気込み発表があり、好成績が期待できる会となりました。

 本大会は、平成元年に始まり、開催当時は平成7年のふくしま国体までの期間限定とされていましたが、現在は、県民の中・長距離選手の育成強化を図る目的に加え、故郷への感謝の思いや郷土愛をはぐくみ、福島県の復興を象徴する大会として37回目を迎えており、本県の晩秋に欠かせない大きなイベントとなっています。

 大会当日は天候に恵まれ、昨年以上のハイペースでレースが進みました。監督のねらいどおり1区を任された、坂下 新菜さん(学法石川高3年)と2区を走る、佐藤 柊斗さん(学法石川高3年)の同級生同士によるタスキリレーで伊達市チームが勢いに乗りました。1区の坂下選手が先頭から約1分差の17位でタスキをつなぐと、2区の佐藤選手は前を行く15人を抜く素晴らしい走りで「区間賞」(伊達市チームではじめて!)を獲得し、順位を全体の2位に押し上げました。その後の選手も、任された区間において自己の想定タイムを上回る粘りの走りを見せ、昨年度と同じ順位(総合18位、市の部11位)ながら、総合タイムを3分以上短縮する素晴らしい成績を残してくれました。

 日本では、駅伝競走が中学高校の年代から数多く開催されており、今回のふくしま駅伝をはじめ、正月に行われる箱根駅伝など、国民的なイベントになっています。私が大学(順天堂大学陸上競技部)4年生の時のことです。箱根駅伝の前日に同級生メンバーの一人に「調子はどうか」と尋ねると、少し考えてから次のような答えが返ってきました。「正直、走ってみないと調子はわからない。でも、仲間の汗のしみ込んだタスキを受け取ると最初は冷たいが、走るうちに自分の体温で温まる。すると仲間と一体になったようで力が湧く。あとは何があっても絶対次のランナーまで渡してやろうと思う。それだけだ。」

 この言葉は、今でも私の記憶に残っていて、壮行会の時に選手の皆さんにも伝えたことです。今回、伊達市チームの皆さんは全ての区間で一本のタスキを渡すことは叶いませんでしたが、タスキを受け取った瞬間、きっと前の選手の汗や願いを感じながら走り切ったのだろうと思い、改めて駅伝競走のすばらしさを感じました。

 最後になりますが、仕事や学業と両立して練習に励み伊達市民に勇気と感動を与えてくださった選手の皆さん全員に改めて感謝申し上げます。また、選手を支えてくださったご家族の皆様、そして、大会当日、選手の輸送やサポートとしてご協力をいただきました関係者の皆様に心から敬意を表します。本当にありがとうございました。

 来年も大いに期待しています!

12月教育長の部屋 教育長 渡部光毅

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